気持ちいい仕事してみたい。

ホーム内を歩いていると「気持ちいい」と感じさせてくれる場面にでくわすことがある。お年寄りとワーカーさんが何やら世間話をしているらしい。  なんとか自分で歩こうとしているお年寄りに寄り添うワーカーさん。このような場面は同じ同業者が見ても「気持ちい」なあと感じられずにはいられません。 そんな時はきっとお年寄りとワーカーさんは「よい関係」にあるのだと思います。私たちワーカー職は、日ごろからお年寄りの身体的な自立とか生活の質の向上 を目標にしていますが、このようにお年寄りと接する際、その時々の「よい関係」を保つことを大切にしていることに気づきます。実は、この「よい関係」をも とに対人援助サービスを仕事としているのですが、身体的は障害を抱えたお年寄りが故に、その障害ばかりに目を奪われすぎて知識や技術が優先になってしまい がちです。  日々、多々あることですが容易な介助でもお年寄りの気分しだいで、困難を極めることがあります。  認知症のある80代の女性の場合ですが、一番工夫を要するのが排泄介助です。この方はオムツを使用していますが、排尿があってもオムツが濡れていてもトイレへ行こうとしません。

この記事は、実は18年前くらいに会書いたのである。僕が介護職として日々悩みながら、認知症とは「どうしてなんだろう」とその対応の難しさを感じながらやっていた頃のことです。理解しがたい認知症の方の行動はほんとに暗いトンネルの中にいる状況でした。場所がわからずいろんなところで排尿をしてします人、オムツが濡れていてもその介助を拒否し続ける人、認知症が基礎にあると様々な行動が不完全となっていきます。

介護の鍵は、その行為をその方その方にあわせて「どの様にうながすか」ではないかと考えます。

その当時から思うと認知症ケアを随分と進化したなぁと実感します。場所がわからず失禁してしまう、歩行はしっかりしている、不完全ながらも排泄動作はできる。夜間、排尿が多くてオムツからシーツまで全とっかえが頻回、でも蓄尿機能と排尿機能はどうやら保持されている様子、入所後1週間の排泄データからは、800CC可能なパットではカバーできないし、2時間以上の時間があくとすべてが間に合わないということがデータでわかった。じゃ次の週から夜間は2時間間隔のトイレ誘導を基本としてさぐって行こう。

認知症の方の行動や症状は様々に生理的な欲求との関連から起きているのではないかという仮説をたてた介護を行なうことにより、その過程はその人にとってのケアの根拠を導きだすまでになった。

暗いトンネルに中にあったのがようやくトンネルを出て眩しい光の中に進んできたように思う。

その人にとってのケアの根拠を導き出す、ケアするものにとってなくてはならない視点であってケアチームとして求められる成果ではないかと思う。

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