個と組織の統合化
私たちの周りにある「もの」、「こと」、「人」、「組織」あらゆるものといって言いと思います。制度や仕組みや、プロスポーツ選手やケアマネの更新研修であったり、はたまた自分が使っているスマホやPCや、あげればキリがないほど「バージョンアップ」がされています。というより「バージョンアップが求められています」。
けれども、いつの時代にもユーザーではなくディーラーの側から、前のほうが良かった、この仕組みはどうも不具合があるなど、変化を受け入れることが難しいという感情がうまれます。
しかし、なんのためのバージョンアップかということをしっかりと理解することからはじめていきたいと考えています。
昭和47年から約24年間 東京都老人医療センターでSWとして活躍された私たちの大先輩の奥川幸子先生は、
私たちは、「職業的な援助職者(言い換えると仕事として介護)」です。医療保健福祉の領域で働く専門職といえます。対人援助は、その専門性や活動目的に応じて、さまざまな領域や手法で実践されます。職業的な対人援助職者が有している専門性の高い知識や技術、また様々な領域で対人援助実践をしている実践家がそれまでの人生経験や実践体験によって手に入れた知識や人間力を、最大限クライアント(私たちでいうと入居者あるいは利用者)に活用して
いただくために、支援の目的を達成するために、私の実践的な向上、私たちの組織的向上が求められます。
とあります。 (身体知と言語 対人援助技術を鍛える 奥川幸子著より)
このような意味においても私たち「役割」を担う人に求められることは何か、ということにつながっていくと考えます。
現場の人たちは、やっぱりなんだかんだといっても「確かめられる人」がいるかいないか、が大切なのだろうと思います。介護から生まれる様々な問題が、どのような性質の問題なのかを吟味し、仕組みの課題なのか、流れの課題なのか、能力の課題なのか、日々判断と行動がスタッフから求められます。そういう実践力を高めていきましょう。その確かめられる人がここにいる皆さんです。ボトムアップしていくには私たちがバージョンアップしていくことです。引っ張り上げていきましょう。
私自身の長年のテーマはこの介護の仕事に就いた時から、個と組織の関係です。個が活かされる組織とはどのような組織なのか、組織が活きていくためにはどのような個の取り組みが大切で必要なのか、ということがずっとのテーマでありまして今もそれは課題です。仕事としての介護ですので、さらに組織的に提供していくわけでありますので、この私たちの「現場」で「働く者」にとっては永遠のテーマであると思います。
その姿勢は一貫して、「出来上がらない状態を意識して」です。ここにもつながっているとおもっています。
希望をもってあゆんでゆく、困難や問題があってもそれに取組み解決しながら成長していく。希望が持てる人(部下からみた先輩・同僚)が組織にいるかどうか。一緒に頑張ろうと思える人、組織なのか、人は皆自分の力を活かしたいし、活かされたいと思います、そういう力を活かす、活かせる組織にしていきたいと思っています。
経験は大切といいます。経験によって得られるものとは、何か、実は課題であったり、自分にないものを知るということであったり、求められるものであったり、あるいは自分がやりことを知ることなのかもしれません。
しかし、これは組織にいて取り組んできたから導きだされるものなのだろうと考えます。
個人の目標と組織の目標。自分の成果が組織にとっての成果へつながっていることを理解している状態が、求められていくと考えています。
個人の成長重要はとても重要です。組織の理念に照らして、どうだろうかということ。そもそも介護とはやりたい介護ではなく、求められる介護を行っていくこと、そこに自立支援という基本理念を柱に支援していくかが難しく、だからこそ、経験によって獲得されたもの、していくというのは何のためなのかを追求しいてくことが大事だろうと思うのです。
自身の目標や成果が組織の理念や目標に向かっていくとき、どのような影響があるのか、どのように動けばいいのかということ考え仕事をしていくという統合化が求められると思います。
良くしていこうという「ところ」に自分が参画できるかどうかではないかと考えています。
サッカー選手は、自らの技術の精度を高めるために厳しいところに身を置きます。海外という厳しさに自分を置きます。自らの成長ですね。素晴らしいです。
サッカー選手の目標は試合の勝つことです。「チームに貢献できるように」と必ずコメントします。自分の成長がチームへの貢献につながっているという個と組織の統合化ができていること物語るコメントといえます。
私たちもプロとして社会からは評価を受けています。そういう組織づくりとそういう個が希望です。
今やさまざまなところで介護を通じて様々なつながりや研修会などがあります。
組織の情報は伏せて、自分が何をやりたいか、等々でのつながりって確かにあるのですが、でも何のための研修等々なのかというと、自分の属している組織的な介護サービス事業の、向上なわけなので、みんながやりたい介護ばかりやってたら、どうなるのだろうと不安になります。介護で生まれた問題は、介護サービスを提供していく中(組織)、どのような性質の問題なのか、そこでも解題解決や実践で洗い直しが必須なのです。
自分がやりたい介護から、求められる介護の追求、自分と組織との統合化というイノベーションが質の向上につながり国民にとっての介護、もっと大きくいうと福祉の向上に寄与していくことになると考えます。
最終的に特養を選ぶ時、選んで頂き「入ってほんとに良かった」と入居者、家族が実感してもらえるような施設づくりをブレずに、そして継続的に取り組んでいこうと考えています。
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